私が開院した理由
私が開院した理由
こんにちは。院長の神田博行です。
私が柔道整復師(厚生労働大臣免許)になって現在までの
治療家人生をちょっとお話させていただきます。
柔道との出会い
小学生は6年間水泳をしていました。
中学に進級し水泳部に入部しましたが、人数も少なく指導する教師もおりませんで、残念ながらほとんど活動していない部活でした。
それを見かねた中学1年生の時の担任が柔道部の顧問とゆう事もあり、
何となく柔道部に入ったのが運のつきです(笑)
1年生の2学期からの入部と元々地元では強かった中学校でしたので
補欠だった私は、高校で柔道を続けるつもりは殆どありませんでした。
(柔道は上の学校に行くと極端にレベルが上がるためビビってました(笑))
しかし、中学校を卒業して数日後に中学時代の先輩が
わざわざ自宅まで拉致迎えに来てくださって
正規の高校生になる前から入部確定で、柔道から逃げられない状況になってしまいました(汗)
とにかく稽古がキツク、ケガの日々。。。
幸い、師範が整骨院の先生(柔道整復師)で、
手際の良い施術をいつも施してくださいました。
(だから稽古の手が抜けないw)
そんな恩師が身近にいらっしゃったせいか
「僕も人の役に立つ仕事がしたい」と思うようになり
日増しに柔道整復師に強い興味が湧いてきました。
高校2年の春に恩師に
「先生のように柔道整復師にはどのようにしたらなれますか?」
との質問をした事、今でも覚えております。
柔道整復師になるには養成専門学校を3年修めて、
なおかつ国家試験に合格しないとです。
また、当時、柔道整復師専門学校は全国に14校しかなく、
とても入学が困難との話を聞いておりました。
…学校は入れるかなぁ?そこが問題でしたが(笑)
大ケガの経験
柔整学校に進学希望を抱いての高校三年生の春
柔道の稽古中に左足関節を脱臼骨折してしまいました。
新潟県インターハイ予選の前日の出来事でした。。。
あっけない高校柔道時代の終焉でした。
残念ながら骨折の程度が酷くて入院し、手術する事になりました。
手術まではさておき、その後のリハビリを適当にしてしまった結果・・・
この一連の経験がさらに今の治療家としての
私を大きく成長させてくれたのですが
それはまた後ほど。
おかげさまで柔整学校に無事入学出来て(ヨカッタ
新たな生活が石川県の金沢市で始まりました。
3年間、専門教科の効き慣れない「医学用語」に右往左往し
先生、諸先輩方、同僚のおかげで
無事、国家試験に合格し、晴れて柔道整復師になることが出来ました。
新潟に帰郷し新たに社会人&治療家のスタートでした。
実はこの時、高校三年生の時に骨折した左足に
正座が出来ない、走れない、長時間の歩行、立位でいると痛み強く出る…
と、問題(後遺症)が残っておりました。
骨折手術後「固定が外れて、動いているうちに元に戻るから」
Dr.は確かおっしゃっておりました。
今になれば「あぁ…良くある話だなぁ」と思う事なのですが…
幸い、仕事が骨接ぎですので筋骨格系のプロフェッショナルです。
日々、自分でイロイロと治療を施しますが
・・・サッパリ善くなりません(汗
そうなんです。学生の教科書レベルでは簡単な問題は処置できても
ややこしくなった問題は簡単にいかなかったのです。
「これではまずい!」
私の脚が改善する治療技術は患者さんにも効果があるはず!
と、西へ東へ休みになるとセミナーに奔走しました。
その時の膨大な時間と費用は、治療家になりたての私の懐は
相当なダメージを負いましたが(笑)
その代わりに、「技術」が備わっていきました。
大阪へ再度修業に
平成12年に神経・筋整合法の治療法セミナー
に参加し、私の環境が一変する事になりました。
この時も左足の状態は前ほどでは無いものの
やはり不調な時が多くありました。
・・・治療技術のセミナーは、参加している人の中から
不調な人を選んで、デモンストレーションをすることが多くあります。
足の悪い私は率先して、デモを受けることが多かったです。
…その時に変化のあったテクニックは「イケル」と(笑)
このセミナー時も足の事情を説明してデモしていただきました。
「治療したら当分痛くないよ」との先生の言葉に
話半分(笑)と思いながらも1分程の治療。
…!
全く痛くない…
絶句しましたねあの瞬間は!
正直色々な治療を受けてきましたが、
無痛な状態になったのは初めてでした。
「先生、僕にもこの治療が出来るようになりますか?」
以前言ったことのあるようなセリフが自然と出ていました。
セミナー生で月に1、2回東京にてセミナーを受けていましたが
平成13年に先生から声を掛けて頂き、大阪の地へ。
本場の環境で5年間。再び修業の道に入りました。
大阪勤務中は、さまざまな経験を積ませて頂きました。
各地セミナーの同行、研究所付属の治療院の院長など…
人間として、治療家として沢山の経験を積ませていただきました。
特に沢山の先輩方、友人との出会いは
現在、私の治療家としての大切な財産となりました。
長女の小学校入学と共に新潟へ帰郷し
平成18年7月に新潟市中央区女池に開院しました。
その年にまたまた衝撃的な出会いが…
以前から動物の中枢である「脳」っていったい?
の疑問が晴れずにいた時、学兄から1つのセミナーを薦められました。
「脳医学 BASE」
北の大地、札幌でのセミナーでした。
セミナー会場に入ったとき
「!!!」
全国の有名な治療家が勢ぞろい!
恐ろしい所に来てしまった。。。
最初の印象でした(笑)
脳の学問の奥深さと内容の濃さに圧倒されながら
今まさに勉強、臨床の繰り返しをしております。
スポーツ障害と治療ににこだわる訳
上記にも書かせていただいた通り
治療をしっぱなしで治療後のアフターがいかに重要か
自身の経験で痛感いたしました。
僕の二の舞は踏ませたくない…
この気持ちが強く、
いち早く現場に正常な状態で復帰してもらいたい!
ここが私の施術の最大コンセプトになっております。
いかに治療、現場復帰に際してのフォローが大事かとおもっております。
「正しく動けば痛くなりにくい。 正しいフォームでは無いから痛みが出る」
が私の根本的な考え方ですので
- 行動の規範になる「脳」システムを円滑にし
- 痛みを緩和させる施術を行い
- 不良姿勢(フォーム)の指導。そのエクササイズ。
- 練習メニュー、栄養指導
さまざまな角度からアプローチをします。
上記の通り、私がケガに悩まされた為スポーツ外傷の施術が得意です。
では、一般の痛みのある患者さんは?
と言われることがありますが、問題ありません。
日常動作での痛み・不調も多くは身体の不良姿勢からの問題が多いです。
※不良姿勢・・・「BASE」が安定しない為こうなっちゃうんです。
詳しくは脳医学BASEを参考にご覧ください。
いろいろな治療をしてみたが、なかなか改善しない
スポーツ外傷や日々日常のケガなど、早く改善して仕事や競技に復帰したい方
あきらめないで下さい。
しっかり取り組めば希望の扉は開かれます。
一緒にその扉を開いてみませんか?
真剣にご自分のからだと向き合って方たちへ・・・
ご連絡お待ちしております。