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神経筋整合法

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神経筋整合法

痛みの生理学

痛みのメカニズムを生理学の観点から簡単に説明致します。

専門用語が少々面倒くさいかもしれませんが、痛みについて少しでも理解していただきたいので、宜しくお付き合いをお願いします。

皮膚や筋肉、内臓などの組織を侵害(壊す)し、痛みという感覚もしくは痛みという意識『痛覚』を起こす刺激のことを侵害刺激と言います。

この侵害刺激には熱・冷・機械的・化学的などの刺激があります。

痛覚以外の感覚
『触覚、圧覚、温度覚』などは特定の受容器(センサー)で感受してそれ以外の刺激には応じないという特性を持っています。

しかし痛覚を生じる侵害刺激には特定の受容器がないため、様々な刺激が過大となり、組織障害を起こす大きさになれば、痛みとして受容されます。

侵害受容器

侵害刺激を生じるさまざまな刺激を受容するものを「侵害受容器」と言い、体のほとんどの器官に存在します。

機械的侵害刺激とポリモーダル侵害受容器

  • 高閾値機械受容器(刺すような早い痛み・急性痛)機械的侵害刺激にのみ反応。
  • ポリモーダル侵害受容器(ジクジク、うずくまるような遅い痛み・慢性痛)機械的、温度、化学的刺激など多種類の侵害刺激に応じる。

が見出されています。

発痛物質

炎症や外傷などにより局所障害が生じると、ブラジキニン、ヒスタミン、プロスタグランジンなどのさまざまな化学物質が放出されます。

これらの化学物質を「発痛物質」といい、炎症、関節痛、慢性虚血時の痛み等の原因になっていると思われます。

この発痛物質が侵害受容器を活性化し、侵害受容神経線維であるAδ繊維(鋭く早い痛みを伝達)C繊維(鈍く遅い痛みを伝達)を刺激することにより電気信号、つまり痛みのインパルスに変換させます。

このインパルスが脊髄後角を経て視床、大脳へと伝達されて『痛み』として認識します。

侵害受容

つまり痛みは患部と脳の間の電気信号のやり取りであり、脳でその電気信号をいろいろな情報を通して「痛い」と判読しているのです。

慢性痛

さて、外的刺激がなくても痛みがある場合ではどうなっているでしょうか?

過度な心因性のストレスや、不安、怒りなどで交感神経及び運動神経が緊張・興奮し、血管が収縮し、筋の緊張が亢進すると局所の循環障害が起きます。

その結果、組織の酸素欠乏が生じ、発痛物質(主にブラジキニン)が産生され、ポリモーダル侵害受容器を興奮させてしまいます。

これが繰り返して起こるため脳や脊髄後角で痛みの情報が記憶されてしまい、痛みの悪循環、慢性化に繋がっていきます。

痛みの実際

筋力トレーニングを行うことにより、筋肉の肥大、神経機能の発達など、より力の出る筋肉、長く使い続けられる筋肉、俊敏に動ける筋肉に変化させることが出来ます。

上記は『正しい体の使い方により行なわれた訓練の結果』です。
勿論間違ったトレーニングは逆に筋肉を傷めてしまいます。

当たり前ですよね。

これを踏まえて聞いて下さい。膝痛を例にします。

患者さんから
「私の膝は筋肉を付けるような運動をしたほうが早く、
よくなりますか?」

こういった質問をよく受けます。
答えは、yesでもありnoでもあります。

なぜか?

先ほども申した通り、膝を正しい環境で使えていれば筋力トレーニングをする事により、良い結果が出ると思います。

故障している膝が「そもそも正しく使えているとは思いがたい」ところがあります。
その状況で筋力トレーニングをした場合、間違った動作を繰り返し行ってしまいますので、さらに負担を掛けてしまい痛みを悪化させてしまうと推測されます。

ですからまずは治療にて正しい膝関節及び、体全体のバランス、動きを出して「正しく動かせる膝の環境」を整えてから、筋力トレーニングを行えばより良い結果が期待されるでしょう。

膝痛を例にしましたが、多くの痛み(肩、腰、首などの筋骨格系)は正しく体が使えなかった結果、負担となり痛みとして表現されているのです。

もちろん不可抗力の外傷は除いてです。ただし、気質的に大きく故障してしまっているケースやスポーツや労働などでの競技特性はその度合いに上手く適合させるようなバランスを取る事が重要です。

実際の施術

我々の外部環境に対するさまざまな働きかけはすべて骨格筋、すなわち筋肉を動かせる事によって行なわれています。

呼吸・歩行・姿勢の維持など比較的大まかな運動から言語・表情・細かな手の動作など複雑な動きが可能となっています。
それらのさまざまな運動の調節を行う仕組みを備えた領域が広範囲に存在します。

これらの領域を運動中枢と呼びます。運動中枢は脊髄・脳幹・小脳・大脳基底核・大脳皮質など広い範囲に存在します。

伝達

各レベルの運動中枢には体のさまざまな部位(末梢)から求心性情報が送られます。
その情報を運動中枢で統合され、その運動の指令は骨格筋への出力である運動ニューロンの活動を介して種々の筋を協調的に動かせ身体運動を行います。

すなわち、筋肉を動かそうとする場合、最初に運動ニューロンからの電気的信号(インパルス)を筋肉で受けます。
運動ニューロンの軸索末端『シナプス』と筋肉の間でインパルス伝導を行う場所を神経筋接合部と呼ばれます。
シナプスにインパルスが到達するとアセチルコリン(神経伝達物質)が放出されます。
筋の受容膜にあるアセチルコリン受容体に作用し、その結果、細胞膜のイオン透過性が増大、(※)活動電位が生じ筋肉が収縮します。

その収縮は筋紡錘(筋の長さの変化を検知するセンサー)が刺激され、その筋紡錘から脊髄神経に伝えられ、

一方は、主動筋である筋を支配し反射弓を形勢する。

もう一方は脊髄内で介在ニューロンを興奮させて拮抗筋を支配する。

さらにもう一方が高位運動中枢へ伝わり、フィードバック運動指令を送りその支配性により筋肉に充分な力をあたえます。

※活動電位(細胞の内と外の間では、電位差が常に存在している。静止状態の細胞では通常、細胞外と比べ細胞内の電位がマイナスとなっている。活動電位とは、この電位差がなんらかの刺激によって一時的に逆転する現象である。活動電位はインパルスともよばれる。)

シナプスエンド

これら一連の伝達が円滑に行なわれていれば問題はないのですが、シナプスからのアセチルコリンの分泌が何らかの理由で抑制されたとき筋は充分な力を出せません。

では、どのようにして円滑な反射弓を形成させるか?

方法は、運動の反射弓を形成する最低2ヵ所の関節に抵抗圧を加えながら動作を行います。

その求心性の情報を固有受容器が感受し筋紡錘を経由した刺激の伝導を発生させれば、その増加したイオンの膜透過性に応じたアセチルコリンを放散せざるを得ない状況をシナプスに現出させます。

この治療法は、局所の改善もさることながら、無理なく身体の動きを出す事により関節間の『連動性』を回復する事、つまりは正しい身体及び関節の働き、動きを脳に再学習させる事が目的であります。

つまり関節を動かすとき、1つの筋だけでは動かす事はできません。関節は屈筋が収縮すると屈曲し、伸筋が収縮すると伸展します。相反する筋肉が拮抗する事により関節運動が起こります。ですから、1つの筋肉が屈曲、伸展しているわけではないのです。

拮抗筋

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反射弓

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